子供の腹痛の理由は!?嘔吐した場合は特に気を付けよう

みなさんは子供の腹痛を甘く見ていませんか?

子供がおなかの痛みを訴えたら、熱はないか、下痢はしていないか、嘔吐はしていないかを重点的に見ましょう。

食べすぎや便秘でもおなかは痛くなりますが、嘔吐したら話は別です。

嘔吐してしまった場合、感染症などにかかっている場合がほとんどで、それに伴い下痢なども症状として出ている場合が多いです。

なんの感染症なのか、どんな症状なのか把握しておく必要があります。

子供が腹痛になったときに、親としてどのようなことに気を付ければいいのでしょうか?

子供が腹痛で嘔吐

腹痛を訴え嘔吐した場合、何かしらの病気にかかっている可能性が高いと考えられます。

なんの可能性があるのかご紹介します。

胃食道逆流症など

胃食道逆流症は遺産を含む内容物が食堂内に逆流するものです。

大人に多くみられるのではないでしょうか。

胸焼けや呑酸が主な症状ですが、小児では嘔吐や腹痛が主症状です。胸やけがあっても子供にはその概念がなく訴えることはありません。

呼吸器症状や体重増加不良、胸痛、姿勢異常など消化管以外の多彩な症状が出ることもあります。

胃・十二指腸潰瘍ということもあります。

小児は胃潰瘍より、十二指腸潰瘍の頻度が高く主症状は年齢で異なります。

新生児から乳児期の主症状は、繰り返す嘔吐、消化管出血、体重増加不良などです。おへその周囲の腹痛が多いみたいです。

診断が遅れてしまうと成長障害や不登校を伴うことがありますし、穿孔、狭窄、消化管出血の合併症は、成人と同様、小児でも起こります。

治療としてはPPIという薬の投与、胃・十二指腸潰瘍は内視鏡や腹部エコー検査などもあります。

この、PPIというのは2018年1月に日本で初めて1歳以上の小児に承認されたものです。

小児用の薬の発達が極めて遅れている日本は、安全性や有効性に関する十分なデータが少ない。

また、小児科専門医の中で、消化器を専門に診る小児栄養消化器肝臓学会の認定医は非常に少ないのです。

小児の内視鏡をできる専門医(内視鏡専門医)となると、全国に13人。

早期診断・治療どころか、適切な診断に至っていないケースも多いと思います。

腸管感染症

腸管感染症とは、細菌やウイルスなどの病原菌となる微生物が人間の腸管内に侵入し、そこで増殖することにより発症する疾患のことです。

食べ物の食あたりや、冬に多いおなかの風邪として一般的には知られています。

腸管感染症を引き起こす病原微生物の種類は色々あり、細菌ではサルモネラ菌、カンピロバクター、腸炎ビブリオ、ボツリヌス菌、チフス菌、

パラチフスA菌、O157で知られる腸管出血性大腸菌、赤痢アメーバ、黄色ブドウ球菌、赤痢菌、コレラ菌などです。

ウイルスではロタウイルス、ノロウイルスが代表的です。

症状としては、腹痛、嘔吐、下痢、発熱などです。その中でも発熱は特徴的な症状といえるでしょう。

サルモネラ菌やカンピロバクターによる感染症では、38℃以上の高熱や胃腸症状が長引くことが多く、

まれに血液の中に菌が侵入して菌血症を起こすこともあり、重症化するおそれがありますので特に注意が必要になります。

下痢をしている場合、便が水っぽくないかや、便の色は診断の重要な手掛かりとなります。

ロタウイルス性胃腸炎

ロタウイルスは比較的ありふれたウイルスです。ワクチンもあります。

しかし乳幼児の場合、免疫力が乏しいため、体内にウイルスが入ると2日の潜伏期間を経て発症します。

5歳児になるまでに90%以上の子供がこれにかかると言われているのでほぼみんながかかるといえるでしょう。

冬から春先にかけて最も多く発症報告がされていて、中には重症化するケースもあります。

症状としては嘔吐のほかに激しい下痢です。

水様の下痢を繰り返し、便が白濁するので見た目でも判断しやすいです。

特に乳幼児の場合、下痢に伴う脱水症状が重症化を招きます。かかった場合の特効薬がないので対症療法が中心ですが、

ウイルス性脳炎につながり重症化する場合もあるので注意が必要になります。

ノロウイルス性胃腸炎

これは聞いたことがある人が多いのではないでしょうか?

カキなどを生で食べる機会が増える冬場に多く発症し、毎年100万人をこえるかずが報告されています。

ノロウイルスも体内で2日間ほど潜伏してから発症します。潜伏期間中は発症しないので知らぬうちにウイルスをまき散らしている

ということもよくあります。感染を防ぐため、家族全員の手洗い・うがいを徹底することが1番大事です。

症状は、やはり嘔吐と下痢が主な症状です。

症状はロタウイルスよりも軽いといわれていますが、かかると辛いです。重症化する場合もあります。

嘔吐後の吐しゃ物が新たな感染を引き起こす原因となることがあるので、処理をする際も注意しましょう。

事後の入念な手洗いが大事です。

ノロウイルスも特効薬がないので対症療法が中心です。おおむね2、3日の安静で快方に向かうようです。

嘔吐後の胃は敏感なので大量の水分を一気に与えると胃がびっくりしてしまうので気を付けましょう。

ノロウイルスは食品の加熱である程度は予防できます。子供に二枚貝を食させる場合は十分な加熱をしましょう。

その他

腸重積、腸閉塞、腸捻転、脳腫瘍や急性虫垂炎、周期性嘔吐症・ケトン血性嘔吐症などです。

ケトン血性嘔吐症の多くはストレスなどの心因性によるものと考えられ、周期的に嘔吐を繰り返します。

ウイルス性とは異なる点があり、発熱や下痢は伴いません。

極端な環境の変化や緊張が原因と考えられ、血液中にケトン体というものが大量生成されます。

ケトン体は尿にも放出されるので、尿検査によって診断が下される場合もあります。

治療法は対症療法が中心で、リラックスできる環境を作り、不安を取り除いてあげることが大切です。

また、異物摂取も考えられます。薬品・洗剤・化粧品等を放置したことから子供が誤飲してしまい嘔吐してしまう事故も

多発しています。そうならないためにも、危ないものは手が届かないところに置き、気を付けましょう。

さいごに

赤ちゃんのうちは言葉を発せられないので、腹痛を訴えることができないため、明らかにおなかが張っていたり、機嫌が

すこぶる悪かったりする場合、よく子供の様子を観察しすみやかに医者にかかりましょう。

喋れる子供が腹痛を訴えた場合、たかが腹痛と言わず、嘔吐や発熱などがないかなど注意深く観察しましょう。

上記で書いたように小児科専門医で消化器を専門で見られる医者は本当に少ないのです。

正しい診断をしてもらえないこともある可能性を考えると、未然に防ぐことが大事です。

子供の体調の変化に1番に気づけるのは親です。少しでもおかしいと思うことがあれば、注意深く観察し、いち早く病院にかかりましょう。

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